労働ビザ取得に奔走…

労働ビザ取得に奔走…

 

前回、無事にチェコ国立ブルの歌劇場バレエ団のオーディションに合格して契約をいただいたところまで書きましたね。

 

ご存知かとは思いますが、外国のバレエ団にオーディションで受かったからといって、はいようこそプロの世界へ、とはなりません。プロになるということは、その国で対価をいただいて踊る職業舞踊主、つまり労働者になるということです。それはすなわち、ビザを取得しなくてはならないということです。

 

基本的には書類を揃えて現地の移民局に申請をして労働許可証を取得。その労働許可証を含めてまた書類を揃えて在日大使館、領事館に申請、ビザが降りてから渡航、労働、という形が一般的だと思います。

 

そのため自分がその国に住んでいる場合はともかく、基本的には労働許可の申請はバレエ団側にお願いすることになります。外国の大使館はあっても、移民局は普通無いですからね。

 

また、労働許可は個人ではなく雇用主=バレエ団が申請しなくてはならない場合が多いので、いずれにしてもバレエ団やその専属の弁護士さんなどが指定する書類を送って労働許可証を申請してもらい、許可が下り次第その原本やコピーをこちらに送ってもらって、日本でビザを申請するという流れが一般的だと思います。

 

そのため僕も帰国してからすぐにビザの問題に取り掛かりました。

移民関連の手続きは早めにやらないと、とにかく時間がかかるので遅れは致命的です。しかも同じヨーロッパならまだしも日本なので、ちょっと電車で一泊二日で行ってきます、とかもできないわけです。なのでとにかくこまめにバレエ団に連絡したり、自分で色々調べて書類の準備に取り掛かりました。

 

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こういうとき意外とバレエ団側は呑気なことも多くて、 忙しいのもあるんでしょうが連絡が遅かったり、待ってて〜のまま数週間とか平気で過ぎます。実際に入団できるかどうかは結局ビザが降りるかにかかっているので、こっちはそんな呑気にいられない!笑

 

 

というわけでバレエ団と連絡を取りつつ、在日チェコ大使館に個人的に頻繁に連絡を取って必要な手続きや書類を調べました。

 

ちゃんとは覚えていないんですが、すごく面倒だったこととして

 

無犯罪証明書

 

がありました。罪を犯して警察に捕まったことがありませんよ、という証明をしなくてはいけないんですね。怪しい輩を国に入れたくないというわけですね。

しかもそれ、日本だけじゃなくて過去一定の期間滞在したことがある国全ての無犯罪証明書を提出しなくてはいけませんでした。つまり僕の場合、ハンガリーでの無犯罪証明書も取得する必要がありました。これが本当に面倒くさかった…。

 

 

ハンガリーでお世話になった方やハンガリー大使館にも問い合わせた結果、ハンガリー国内での代理申請は不可能で、自分が在日大使館に赴くしかないとのこと。まさか再びハンガリー大使館に行くことになるとは…。

 

そしてその他にもいろんな書類があるんですが、一番面倒くさかったのが「チェコ語でないものは全て翻訳して、それが『正しい翻訳ですよ』という証明もくっつけろ」というものでした。

 

契約書だけはチェコ語だったから良かったんですが、他の書類は基本全て日本語、もしくは英語です。チェコ語の翻訳は業者にお願いする必要がありましたし、その翻訳してもらったものは特別な認可を受けた業者、あるいは大使館に提出しないと「正しい翻訳ですよ」という証明はしてもらえません(アポスティーユといいます)。

 

 

そういう理由からチェコとハンガリーの大使館巡りをするために日帰りで東京に出向いたこともありました。地元福井からだと東京に出るのも一苦労ですし、本当に大変でした。

 

 

そんなこんなでビザ取得のために奔走するわけですが、ある程度の目処が立ってきたところで、バレエ団から衝撃の知らせが届きます…。

 

 

それでは今日はこの辺で。

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