チェコ国立ブルノ歌劇場バレエ団でオーディション

チェコ国立ブルノ歌劇場バレエ団でオーディション

 

前回、コンクールの後に自分でオーディション活動をして、なんとかチェコのブルノまでたどり着いたところまで書きましたね!

 

もう8年以上前のことなのできちんと覚えていないですが、ブルノは大都会とは違うけれど、古き良きヨーロッパという感じの、風情あふれる落ち着いた町だったと思います。

 

一応カメラも持って行っていたので適当な写真は撮りましたが、ろくな物がなく。笑

トラムとかトロリーバスが懐かしいですね〜。

今住んでいるタルサは公共交通機関が全然発達していなくて、バスも1時間に1本、多くて2本とか?終バスは6時台で、その後は深夜バスということで路線が超限定される、みたいな…笑 アメリカは田舎も都会も車社会ですしね。ヨーロッパは電車バスがたくさん通っているところが多い気がします。

 

そして確かブルノ歌劇場バレエ団は本拠地が二つくらいあって、オーディションを実際に受けた劇場と、リハーサルを見学に行った劇場があったような…

 

 

うーん、早く本題に入ったほうがいいですね。全然オーディションの話に行けない。笑

 

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とはいっても、前回の記事で話したとおりプライベートオーディションだったため、状況としては一切特殊なものはありませんでした。オーディションを受けにきていたのは僕だけだったので、僕一人で団員に混ざってクラスを受けて、はいおしまい、といった感じ。

 

旅程の都合もあって、2日間クラスを受けることができました。

 

ここって結構大事で、プライベートオーディションの場合は極力2日はクラスを受けられるよう交渉すべきですね。バレエ団によってはスケジュール管理がずさんで、監督が見にも来なくて落ちた、なんてトンデモ話もあります。

 

そうでなくても、単純に多忙で来られないこともあったりしますし、場合によっては監督よりもバレエマスターの意見が強いなんてこともあります。劇場のスタッフ全員が見にきてくれるチャンスを作るためにも、プライベートに漕ぎ着けた後は1日だけではなく2、3日クラスを受ける交渉ができればベストだと思います。

 

 

で、僕の場合もドンピシャそれで、初日のクラスは監督が教えるクラスで、監督しかいませんでした。

実際クラスを組みながら団員を教えながら、オーディショナーを見るというのはなかなか難しいですよね。まぁ、タルサの監督はそのスタイルでいつもオーディションしてるのですごいと思います…笑

 

そんなわけで初日のクラス後、監督の部屋に面談に行くと、返事は保留と言われました。

手応えがなかったわけではないですが、まぁそんなものかーと。実際、僕は1月末にオーディションに行ったんですが、ブルノでオープンオーディションが2月に開催されるため、それが終わるまでは返事ができない、と言われたんです。こればっかりは仕方ありません。

 

 

で、2日目。どうせ返事は保留なんだし、と初日よりずいぶん気楽にクラスを受けられました。2日目は別の先生が教えるクラスで、監督が教えてないのもあって雰囲気が前日より柔らかい。笑

 

そしてセンターくらいから、バレエマスターと監督が入ってきて、改めてクラスを見てくれたんです。バレエマスターは初日にはいなかったので、アピールするチャンスだ!とすごく張り切ったのを覚えています。

 

そうしたらクラス後に改めて監督の部屋に呼ばれて、そこには監督とバレエマスターの二人が。緊張しながら用意された椅子に座ると、

 

「やっぱり合格。コントラクトあげるよ」

 

とのことでした。やったー!!!

 

これ、二日間クラス受けてなかったら多分受かってないです。

2日目があったから、監督も改めてじっくり見ることができたし、きっとバレエマスターの意見で、オープンオーディション前に彼を取ってしまおう、という結論に落ち着いた感じですね。

 

そんな感じでオープンオーディションの終了を待たずして、無事契約を勝ち取ることができたのでした。男性足りてないんだ、という情報をくれた友人にも本当に感謝でしたね。

 

 

今思えば他にもいろんなカンパニーがチェコにはあるので、そこのオーディションの約束も取り付けておけば良かったんですけどね。高い旅費を払って一個だけオーディション受けて、受かったからいいものの、落ちてたらすごい損した感じですもんね…。

 

通り道なんだから、少なくともプラハには連絡してみるべきでした。プラハ国立歌劇場といえば中欧を代表するオペラハウスのひとつですし、いわば芸術の聖地。行くだけでも価値はあったと思うんですが、そんなところにメールしたところで返ってくるわけないと決めつけてましたね。メール送るだけならタダなんだから、挑戦してみれば良かったのに…と今なら思いますが、当時は「プラハ」という首都の名前に怯えてました。笑

 

 

そんなわけで結果オーライ、弾丸チェコオーディションツアーは無事成功に終わり、意気揚々と帰国したのでした。

 

それでは今日はこの辺で。

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