チェコへGO!!

チェコへGO!!

 

前回はNBA全国バレエコンクールが終わったところまで書いたかな?今日はその後のことを少し。

 

NBAではプチハプニング?もありつつなんとか好成績は残せてそこは嬉しかったんですが、YAGPと同じくいちばんの目的であったバレエ団の契約には至らず、残念でもありました。

 

ニューヨーク決選に向けて準備するのはもちろんですが、逆にそれは用意されたチャンスがあと1回だけとも言えます。日本に帰ってきてからジャパングランプリ、全日本、ユース、NBAと4つのコンクールに出てきて、入賞こそすれど契約には至っていない現状の厳しさを顧みると、今の実力で残り1つのチャンスに全てを賭けるのは怖いなぁと思っていました。

 

NY決選は確か4月だったかな?とにかく春だったのは覚えているので、春にNYに行く前に自力でオーディションすることも考えていました。NYが終わった後では基本的にオーディションシーズンは終わってしまっているので、最悪手遅れになる可能性もあります。

 

なので僕がハンガリー留学を終えて日本に帰ったタイミングで学校を卒業してプロになった友達に、オーディションのことをいろいろ相談していました。例えばメールの送り方とか、探し方とか、そういう話ですね。

 

その友達が、「僕の働いているバレエ団に今男性が足りてないから、応募してみたら?」と提案してくれたんです。オーディションは情報も命ですから、人手不足のバレエ団を見つけるというのは結構大事なことだったりします。それこそ、今ほど情報網が発達していたわけでもないですしね。

 

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その彼からバレエ団の様子なども聞いて、そこならもし入団できてもちゃんと働けるなという判断をして、実際にカンパニーにオーディションの申し込みのメールを送りました。もちろん、選り好みできる身分ではないんですが。

 

 

そしてしばらくして、「オーディションに来て良いよ」という書類審査通過の返事がありました、まずは一安心です。基本的にオーディションはメールで落とされるのが8〜9割ですからね…。

 

 

しかもプライベートオーディションの許可をもらえました。

オーディションは通常、オープンオーディションとプライベートオーディションの2種類あります。

 

オープンの場合はオーディション参加者のみのクラスとなり、最悪バーの途中で「さようなら」もあり得る厳しいものです。人数も多いので関係者の目に留まるのがまず難しく、メジャーな形ではありますが厳しいオーディションです。

 

一方のプライベートは、団員が通常受けるクラスレッスンに混ざってクラスを受け、その様子をオーディションされるというもの。この場合オーディション参加者は多くても2、3人が団員に混ざる形なので、幾多の人に埋もれて全く見てもらえなかったということはほぼありません。途中で出て行かされることもあまりないので、「アダージオが苦手でもアレグロで挽回!」みたいな可能性も残されやすいです。

 

 

そういうわけでプライベートを望む人が多いんですが、バレエ団側はあまりプライベートオーディションの許可はポンポン出さないことが多いです。普通に「別日にあるオープン受けてね」と断られるケースもよくあるので、その点も僕はラッキーでした。

 

 

オーディションに向かったバレエ団は、チェコ共和国のブルノ国立バレエ団。首都プラハから電車で何時間かのところにあるチェコ第2の都市です。

 

一人で留学したことがあるとはいえ、やっぱり初めて行く国で英語も通じにくい場所は緊張しますし、電車に乗ったことはなかったのでそこが一番怖かったですね。

 

確かヘルシンキかどこかで乗り換えてプラハへ。プラハの大きな駅の近くのホテルに一白して、次の日に電車でブルノへ、という旅程だったような気がします。

この駅で電車に乗るのが難しくて、外国の駅や空港によくいる「案内してやるからやや高めのガイド料金よこせおじさん」に頼る羽目になりました。頼らなくてもいけたんでしょうが、半ば強引に荷物も持ってくれてチケットも買ってくれてホームまで行ってくれたので断れず……笑 英語通じない国の難関ポイントですよね。

 

今でこそ、そういう場所で話しかけてくる輩を全無視するメンタルは身につきましたが、10代の不安なガキンチョの僕は全然スルーできませんでした。人の多い公共の場だから軽めのぼったくりですみますけど、これ街の路地とかだったら普通に危ない案件ですからね、本当に気をつけましょう。僕もさすがに街中では不安でも地図など見ず、堂々と歩いて話しかけてくる人は無視するようにしてたので、今まで危険な目には合わずに済んでます。

 

 

そんな感じでなんとかブルノに到着しました。

オーディションのことはまた次の記事で。

 

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