アメリカにおける新型コロナウイルスのバレエ界への影響

アメリカにおける新型コロナウイルスのバレエ界への影響

 

現在、新型コロナウイルスの影響で世界中が大混乱に陥っています。日常生活においてはもちろんのこと、当然バレエ界にもいろんな影響が出ています。

日本で起きている公演、興行の自粛、あるいは中止や延期などはつい先日まで文字通り「対岸の火事」でしたが、この一週間で一気にアメリカ、そしてヨーロッパにもその波が届いてしまいました。

 

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現在のアメリカの状況ですが、あまりよろしくはないです。

先日トランプ大統領が国家非常事態宣言を出したこともあって、各地でイベント中止、延期の措置がとられています。

 

3月16日現在、オクラホマ州では10人、タルサでは3人の感染例が報告されていて(うち1人は回復済)、他州に比べるとまだ感染はそこまで広がってはいませんが、タルサ市長は4/15まで、50人以上の集客を見込む催し物を全て中止、延期するよう「命令」しました。

 

そのため、タルサバレエも3月末に予定していた「VENDETTA」を5月21日に延期することになりましたが、これは暫定的なものです。CDC(アメリカ疾病予防管理センター)は全米に向こう八週間のイベントの自粛を呼び掛けているため、その影響を受けてさらなる延期、または中止も十分にあり得ます。

 

小規模なバレエ団だと公演数も少ないため、三月、四月にシーズン最後の公演を予定していたバレエ団は、公演することなくそのままシーズン終了を余儀なくされたところもあると聞きました。

 

また、3月13日から30日間、ヨーロッパからアメリカへの渡航禁止がなされたため、振付家やステージャー、ゲストダンサーの行き来も相当制限されてしまいました。貨物も含まれるため、衣装やセットの輸送も困難になります。そのため春〜夏の間に予定していたプロダクションの上演に支障をきたすバレエ団は多いはずです。ダンサーのオーディションなどにも影響はあると思います。

 

公演だけでなく、リハーサルも中止になり二週間ほどオフを余儀なくされ、その間は給料が発生しないバレエ団もあるため、AGMAという芸術家労働組合が率先してその辺りの問題解決にあたっているところです。タルサバレエも例外ではなく、明日から二週間オフが今日決定しました。現在、アメリカのほぼ全てのバレエ団はこのような状態にあります。

 

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そういうわけで、今アメリカもとても大変な時期にあります。大統領選挙も関係しているのか、大胆な政策が連日ポンポン飛び出して、状況は文字通り刻一刻と変わっていっています。

正直、あまりにも自分の想像の斜め上のカオスっぷりに現実逃避したくなるほどです。悪いニュースしか入ってこなくて気が滅入りますが、手洗いうがいをしてできるだけポジティブに過ごすことを考えます。日本の皆様も、どうかご自愛くださいませ。。。

 

 

 

一つだけ、良いニュース(?)があります!!

 

今月発売のスワンマガジンに、インタビューを掲載していただきました!

 

 

 

外出も難しいご時世かもしれませんが、書店でお見かけの際には是非お手にとってくださると幸いです。宜しくお願いします。

 

 

それでは今日はこの辺で。

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