ジゼル

ジゼル

 

長く続いた最初のプロダクション、そして新たなクリエーションもひと段落し、今週からついに2つ目のプロダクション「ジゼル」のリハーサルが始まりました。

 

 

言わずと知れた古典、ロマンティックバレエの傑作のジゼル。タルサバレエでは実に15年ぶりの再演となります。振付はオーソドックスに準じており、細かくは監督の改訂振付がなされているそうです。

 

「ジゼル」は2幕構成の全幕バレエで、おそらくみなさんあらすじはご存知かと思いますが、改めてざっくりとストーリーを説明しますと、

 

1幕

病弱な村娘ジゼルは村の青年アルブレヒトに恋していますが、実は彼は婚約済みの貴族であることを偽っていて、それを知ってしまったジゼルはショックで死んでしまいます。

 

2幕

結婚前に死んだ女性はウィリとなって墓場をさまよい、訪れた男性を死に追いやる存在になります。ジゼルもウィリとなりますが、弔いにやってきたアルブレヒトを許し、他のウィリから彼を守ります。

 

 

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こんな感じですが、「ジゼル」を知ってる人なら分かってくれると思いますが、僕はアルブレヒトが嫌いです。笑

 

 

基本的に古典バレエの男性主人公には「おいおい……」とツッコミを入れたくなるような人が多いです。

  • 黒と白を見間違うジークフリート王子
  • 妖精にうつつを抜かし婚約者を捨て、挙句妖精も殺してしまうジェームス
  • 婚約者がいながら別の女性と結婚し、元婚約者にそれを見せつけた挙句みすみす死なせてしまうソロル

 

などなど。でも上記3名はストーリーや設定上まだ救いようがあります。

ただアルブレヒトだけはダメです。浮気で人を死なせてしまう、ただそれだけ。不可抗力や惑わす要素も魔法もない、単なる浮気。バレエ界きっての最低野郎です。笑

 

 

にも関わらず、バレエとなるとアルブレヒトはとても美しい役です。男性なら誰しも憧れる役の一つです。アルブレヒトは技術的にも表現面でも特に難しい役の一つで、これがちゃんと踊れる人、任せてもらえる人は本当にスーパーダンサーだと僕は思います。

 

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今回僕はペザントのパ・ド・カトルにキャスティングしていただきました。最も一般的なバージョンだとパドドゥになる場面ですが、タルサバージョンでは4人、2カップルで踊られます。

 

僕は第二バリエーションを踊ります。個人的には第一よりも第二の方がダイナミックで好きだったので、そちらを踊れることになってとても嬉しいです。

 

ペザントはプロになってから初めて踊ったパドドゥで、本番ではあまりうまく踊れなかった、そんな苦い経験のある役でもあります。あれから7年、ようやくリベンジする機会が回ってきました。全力で頑張りたいと思います。

 

 

それでは今日はこの辺で。

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