Soloist

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今回は個人的なお知らせの記事になります。

 

 

2019-20シーズンより、デミ・ソリストからソリストに昇格することになりました。

 

 

2016年当時、ファースト・ソリストとして踊っていたブカレスト国立歌劇場から、コール・ド・バレエとして移籍したタルサバレエ。

所属する組織が変わるとはいえ階級的には随分差がありましたが、僕はこれを0からのリスタート、挑戦だと思いました。移籍を決意した一番大きな理由は「自分をもっと高められる、レベルの高い場所に行きたい」。だから、逆に自分をいきなり高く買ってくれるところでは意味がないかもしれない。そう思って、契約オファーを謹んでお受けしました。

 

 

それからの3年間は、「タルサバレエでソリストになる」というのが僕の目標でした。だから今回のこの昇格は、3年間頑張ってきたことが報われた気がして、本当に嬉しいです。

 

 

 

昇格を言い渡されたのは、実は2月の「眠れる森の美女」の直後。

 

ブルーバードを任せてくれてありがとうございました、とても素晴らしい経験でしたと公演後に監督にお礼を言いに行った時、「来シーズンから昇格だよ」と言われたんです。その時はびっくりしすぎて、嬉しすぎて、ブルーバードの重圧から解放されたことも相まって号泣したというのはまた別の話ですが……笑

 

その後正式な契約書とともにいただいた監督からの手紙(毎年一言レターみたいなものを契約書と一緒にいただきます)に書いてあったことで印象的だったのが、

 

昇格には常に責任が伴う。ソリストは組織を引っ張っていく側の存在。団員の手本となり、しるべとなり、尊敬を集める存在でなくてはならない。

 

ということです。

 

これまで僕はただひたすらに、がむしゃらに突っ走ってきたというか、上手くなりたいとか成長したいとか、あるいは上の階級になりたいとかそういう気持ちは常にありました。が、他のみんなにとってどういう存在でなくてはならないか、ということは常に考えていたわけではありません。

 

もらった役には全力で取り組んで、100%のパフォーマンスができなければお客さんのみならずその役を踊りたかったであろう人たち、任せてくれた人たちに失礼だ!というのは役をもらった時には常々考えていたことです。

なので、今後はその気持ちを常に忘れることなく、舞台上でも舞台の上でなくてもみんなから認められるよう努力を怠ってはいけない、ということを改めて認識させられました。それこそがソリストの「責任」なんだと思います。

 

 

 

階級は変わっても、基本的に僕のやることは変わりません。でも、変に気負うわけではありませんが、今まで以上に一層気を引き締めて、日々のレッスン、リハーサルに励みたいと思います。

そして、舞台上のパフォーマンスも、プロとしてのバレエ団での振る舞いも、今まで以上に「責任」を持って頑張りたいと思います。

 

 

それでは今日はこの辺で。

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