Tchaikovsky :the man behind the music

Tchaikovsky :the man behind the music

 

またまたブログをすっかりサボリ倒してしまいました。

サボり倒すうちに3月も終わって4月に。しかも新元号まで発表になるという。。。笑 「令和」、厳かで美しい響きな気がします。令和元年である2019年を素晴らしい一年にできるよう、僕も頑張っていきたいと思います。

 

 

さてさて話をバレエに戻しますと、昨日ようやく「チャイコフスキー」の世界初演が無事に終演いたしました。

 

バレエ音楽の巨匠チャイコフスキーの人生を描いたこの作品。あらすじは文字に起こすと結構ややこしいんですが、本当に要点だけざっくり書きますと、

 

 

同性愛に対して排他的であった19世紀のロシアで、チャイコフスキーが唯一愛したのがヴァイオリニストのヨシフ・コテク。しかし当時の社会で彼らが結ばれることはなく、チャイコフスキーは社会の目を欺くためオペラ歌手デジレ・アルトーと婚約するも、結局それを破棄。

その後、かつての教え子であるアントニーナ・ミリューコヴァからの求婚に応じ結婚するも、やはりその関係は破綻。生涯心から誰かと結ばれることはなく、その苦悩を糧に数々の名作を生んだ音楽の巨匠は、最後には唯一の心の拠り所であった、彼が幼き日に亡くなった母親の幻影に抱かれてこの世を去る。

 

という感じになります。

 

※チャイコフスキーの生涯に関しては謎も多く、このあらすじは史実に基づいて書かれてはいますが、あくまでバレエの脚本であり事実には諸説あるということをご理解ください。

 

 

 

僕はチャイコフスキーの親友の一人を演じました。物語の核心に直接関わってくる役ではないですが、作品の随所に登場する割と忙しい役でした。

 

 

また、この作品は場面転換がものすごく多くて、その度に衣装を早着替えした上で舞台セットの転換も手伝うという、踊ることそのものよりも本当に「舞台をみんなで作る」という感覚の方が強い作品でした。

なので、踊ってはその汗も乾かぬうちに着替えて荷物を持って舞台へ、パートが終わればまた別のものを回収しつつハケて15秒で着替えてまた舞台へ。。。みたいな場面もありました。踊りどうこうじゃなくて、とにかく忙しかったですね。

 

 

 

世界初演は大成功と言って間違いないでしょう!

舞台評も絶賛、お客さんも連日満員で大喝采、スタッフや舞台上のダンサーも泣きながら踊っていたりと、心に響くとてもいい作品だったと思います。

 

 

 

舞台セットや衣装、小道具の関係で直前までみんな思ったようなパフォーマンスができず、すごくストレスを抱えることが多かったように思います。全幕の創作は一筋縄ではいかないため、スタジオから劇場までの期間全てを通して苦労の連続でした。振付家 Ma Cong も一切の妥協を許さず、彼の理想を実現するためにダンサーもスタッフもギリギリの綱渡り、かなり無理をしていたと思います。

 

そういうプロセスもあって、正直僕はこの作品のことを直前まであまり良く思えていませんでした。でも、結果出来上がったものを見て、実際に自分がその一部になって、あぁやっぱり素晴らしい作品だなぁと、心からそう思えました。

「15秒で着替えなんて無茶だ、出来るわけないよ!」なんて文句を言いながらも(心の中で)、結局パフォーマンスウィークのリハ、公演含めて7つの舞台全てで、僕も作品に感動して泣いてましたからね。笑

 

クオリティの高い舞台の裏には相応の苦労があるということも改めて知ることができました。本当に無事に終わってよかったです。世界初演のキャストに入れたことを感謝します。本当にありがとうございました。

 

 

 

と、つかの間の休息を挟みつつ、なんと我々タルサバレエは三日後にはヨーロッパにいます。

 

そうです。ツアーです。

 

なので約2週間またブログの更新が途絶えると思われますが、SNSはなんとなく更新できるんじゃないかと思いますので、インスタグラム、あるいはツイッターの方をご覧いただければと思います。

出発前にもう一度ブログを書けたらと思いますが、あまり期待はしないでお待ちください。笑

 

 

それでは今日はこの辺で。

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