シーズン終了!!

いやー、ご無沙汰どころではないレベルでご無沙汰してしまいました。最後の更新が4月20日と書いてあって、自分でもびっくりしています。笑

でも、ブログのことを綺麗さっぱり忘れてしまうくらい、この2週間は大変過酷なものでした。ニューヨークツアーが霞んでしまうくらいのハードな毎日でした。

シアターウィーク前の1週間はスタジオでの通しリハがメイン。キャストもほぼ出揃って、本番さながらにバンバン通し稽古でした。それでもキャストの入れ替えがあったので、体力的には全然余裕がありました。ニューヨークツアーの時はキャスト固定だったので、今回は休める時間がある!ということで、精神的な余裕もありました。

ただ問題はここから。

シアターウィークに突入した途端に、「やっぱり踊らせられない」と降板を余儀なくされたダンサーが出てきて、その流れでキャストが色々と変わってしまい、加えて怪我人病人続出で、僕のセカンドキャスト、カバーは全員脱落。

結果、木曜〜日曜の計4日間6公演(ダブルショー2回)のトリプルビル、全公演3作品踊ることになってしまいました。また、月〜水曜も衣装メイク照明付きのゲネプロなので、実質9連トリプルビル、絶対に脱落を許されない戦いが始まってしまいました。

正直、踊れない辛さっていうのはもちろんありますが、踊りすぎる辛さも相当なものだと思います。始まって数分で足がガクガクしてきたり、最後の方は足がいうことを聞かなかったり。

で、精神的にも今回はかなり参っちゃいました。公演であっても「仕事」なので当然なのですが、当たり前のように毎日毎回代役を頼まれて、そしてもちろん公演のたびにダメ出し(プロですからね)もあり、その注意されたことを気をつけたくても身体が追いついてくれない歯痒さだったり、情けなさもあって、休憩時間に涙が止まらないこともあったり、無性に何かを破壊したい衝動にかられたり、もう、修羅場もいいとこでした。笑

緊急事態がとにかく起こりすぎて、空気もピリついてきたり、本当に限界ギリギリのところだったんですが、なんとか無事に全公演を終えることが出来ました。正直、怪我もなく体調を崩すこともなく乗り切れたのは本当にラッキーだったと自分でも思います。

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とまぁ、大変だったことばかり書いてしまって申し訳ないんですが、華やかな公演の裏ではこういう苦労もあるんですよ、ということを正直にお伝えするためにあえて「あー楽しかった!」とだけ書くのはやめておきました。

でも、きっと将来踊るのをやめたときに、「あぁ、そういえば文字通り死ぬほど踊り狂っていた時期もあったなぁ」と、強烈に印象に残る思い出になったのではないかと思います。楽しいだけじゃない、辛いこともあるプロのバレエダンサー生活、怪我なく過酷な公演を乗り切るためには何をすればいいのか、どういう準備が必要なのか、それを改めて考えるいい機会になりました。

嬉しかったのが、あるとき疲れ果てて帰るとき、監督に「すごく疲れているだろうけど、却って集中できているのか、無駄な動きがなくなって日に日に良くなっているよ」と言っていただいたこと。きっと、僕のやる気がなくならないように労ってくれただけなのでしょうが、それでも心がぐんと軽くなりました。

集中力を少しでも欠いたら、その瞬間にグキッといっちゃいそうな過酷な状況だったので、どれだけ疲れても必死に集中していたその姿勢を評価していただけたのはすごく嬉しかったです。

 

Ma Cong の “Glass Figures”。これが3作品で一番大変でした。

Nacho Duato の “Rassemblement”。これだけ踊るぶんにはまだ余裕がありますが、Glassを踊った後にこれを踊ると息切れが半端じゃないです。

“The Green Table” だけ写真を撮るのをすっかり忘れていました。残念。笑

ただ、来シーズン、日本のスターダンサーズバレエ団でグリーンテーブルを上演するそうなので、興味のある方はぜひ!好き嫌いがはっきり分かれる作品だとは思いますが、僕は何度も見ることでどんどん好きになる作品かなと思います。アンチ戦争の強烈なメッセージをひしひしと感じることができると思うので、ぜひ一度ご覧になってはいかがでしょうか。

と、長くなってしまいましたが、今回はこの辺で。

日本に帰って落ち着いてから、ゆっくりシーズンの振り返り記事を書きたいと思います。

それでは。。。

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