ただいまタルサ

一週間に及ぶニューヨークでのツアー公演、無事に終わりました。

火曜日〜金曜日に1回ずつ、そして土曜日のダブルショーの合計6公演。

月曜日の夜と、火曜日の朝のゲネプロを入れれば実質8公演やったと言っても過言では無いでしょう!なかなかハードな一週間でございました。

Ma Cong の新作 “Glass Figures” のメンバーで。

この作品は、フィリップ・グラスという作曲家の「ヴァイオリンコンチェルト」に振りつけられました。

その曲調から「嵐」の着想を得て、その荒々しさを表現したムーブメントをたくさん盛り込んだ、身体能力を前面に押し出す作品になっています。まさに「グラス」の曲の雰囲気をそのまま「(目に見える)」にしたような作品です。

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ちなみに劇場はこんな感じでした。

ステージ自体はあまり大きくはなく、場所取りには苦労しましたが、客席から見るとステージもダンサーも大きく見える、不思議な劇場でした。お客さんとの距離も近く、表情や息遣いまでよく伝わったかな?と思います。

連日の公演、しかもキャストは1つのみということで入れ替えもなく、ひたすら続く公演はかなーり辛かったです。せっかくのニューヨークでしたが、正直あまり楽しかったという感想がありません。遊びに行ったわけじゃ無いので当たり前かもしれませんが、本当に大変でした。怪我なく生き残れてよかったなー、という感じです。

体力的に厳しい作品を毎日踊るのはもちろん肉体的な疲れを生みますが、それ以上に集中力をすごく求められる公演でした。

テクニックそのものは難しくなくても、難解なカウントや場所取り、そして照明の具合で平衡感覚を失いやすいのでそれをも上回る集中力が必要でした。

クラシックの全幕などは、もちろん集中していますが考えるより先に身体が動くくらい、踊りが身体に染みやすいんです。だから精神的に余裕がありますが、僕の場合コンテンポラリーは頭を使い続けないと踊れないときがあります。

そのためガーシュウィンの時のように、毎日心のエネルギーを使ってる感じがすごくしました。だから最終日の公演が終わった時、すごく嬉しくて達成感もすごいのに、燃え尽きた感の方が勝っちゃって、抜け殻のようになっていましたね……。笑

くるみの怪我人地獄から始まり、ガーシュウィン、ツアーと今シーズンは過酷なプロダクションばかりで驚いています。今までこういう経験はあまりなかったので、まだまだ自分は甘ちゃんなのかもしれません。

ちょっと最近、大変だったお話とかネガティブなことばかりブログに書いてしまって申し訳ないです。ただ、嘘は書きたくないので、ありのままに綴らせていただいています。プロになる、バレエを仕事にするとはこういうことなんだと、プロ6年目にして再確認しています。

でもおかげで、絶対に怪我しないぞ!とか、体調管理するぞ!とか、オンとオフの切り替えで気持ちを上げていくぞ!とか、そういう部分で以前よりプロらしくなったかな?と思います。舞台一つ一つへの集中とか、責任感とか、そういうものも以前より強く感じるようになりました。そのぶんオフの抜け殻具合はすごいですが。笑

という感じで苦労話が絶えませんが、やはりお客さんからの拍手は格別ですね。笑顔で拍手してくださるお客さんの顔を見ると、踊るのはなかなかやめられないなぁと思います。これからもお客さんに楽しんでもらうという信条は忘れずに、大変なことがあっても跳ね除けていきたいと思います。

そんなわけで明日から始まる「シンデレラ」ウィークも頑張ります。

僕は金曜日と日曜日に「ジェスター」、そして木曜のプレショーと土曜日に「とんぼ(妖精のボスの家来)」を踊ります。

それでは今日はこの辺で。

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