膝の痛み対策

バレエをやっている人が痛める部位で多いのはですよね。(多分1位は足首)

怪我ではなくても、今日は膝がちょっと痛いなー…みたいなことってバレエダンサーにはあるあるなんです。何もしなくても治ることが多いんですが、そういうことを少しでもなくす、あるいは痛んだ時にすぐに改善するためにやったほうがいいことをいくつか書きたいと思います。

バレエをよく知っている方には常識かもしれませんが、ご容赦ください。

太ももをほぐす

膝と直接関わることが多いのがやはり太ももです。

太ももの前側、「大腿四頭筋」は膝を伸ばすのに大事な筋肉ですから、ここがほぐれていないとどうしても痛みが発生しがちです。痛くなくてもここがずっと凝ったままだと無駄に足が太くなってしまう原因にもなるので、きちんとストレッチしてマッサージすることをお勧めします。

大腿四頭筋だけでなく、太ももの外側、側面の筋肉も大事です。「大腿直筋」と言いますが、これも膝の伸展に関わる筋肉で、ケアを忘れがちです。ローラーやボールなどを使ってゴリゴリやるとものすごく痛いですが、効果てきめんです

そして言わずと知れたハムストリング。太ももの裏側の筋肉ですが、こちらもよくストレッチしておかないと膝が伸びにくかったり、アンデオールに影響したりします。またハムストリングは膝だけでなく股関節とも連動するため、股関節の痛みにも関わってくることがあります。しっかりほぐしたほうがいいと思います。

お尻をほぐす

意外かもしれませんが、膝が痛い原因がお尻のコリだった、ということは結構あるんです。

お尻の筋肉「大臀筋」は人体の筋肉の中でもかなり大きい方で、2足歩行をする人間にとってはなくてはならない大事な筋肉です。昔、「お○りかじり虫」なるものが流行った時期がありましたが、本当にそんな虫がいたら人類滅亡の危機です。

お尻の筋肉は立って歩いているだけでもよく使われる筋肉なので、踊るときにはもっともっと酷使されます。後ろに足を上げるとき、ターンアウトするとき、いろんな場面でお尻の筋肉は大事になってきます。つまりそれだけ疲れも溜まりやすいんです。

疲れて凝り固まってしまったお尻の筋肉をほぐすことで、そこから繋がっている太ももの方の筋肉もほぐれ、結果的に膝の痛みが軽減することは多いです。しっかりお尻をストレッチして、テニスボールなどでお尻をゴリゴリほぐしてあげましょう。

ふくらはぎをほぐす

そして膝と直結しているといえばふくらはぎです。

ふくらはぎの後ろの筋肉の一つ、「腓腹筋」は膝の後ろの方まで繋がっているので、ここのコリが続くと膝の裏側の痛みを誘発する恐れがあります。

また、膝裏の中の方には「足底筋」「膝窩筋」といった小さな筋肉があり、これらの筋肉が炎症を起こすことで膝を深く曲げたときに痛い、膝に少し捻りが加わると痛い、などといった症状が現れます。これらをほぐすためには、お尻太ももと並行してふくらはぎもほぐしてあげることが大事です。

そして「長趾伸筋」と呼ばれる、スネの外側の筋肉。この筋肉はアンデオールするとき、足の小指側を意識したときに使われるのがわかると思いますが、この筋肉が凝るとふくらはぎ全体のコリに繋がってくるので、ローラーの上に正座してゴロゴロするなどしてほぐしてあげるといいと思います。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

と、膝が痛いときに試してみるといいことを少し書き出してみました。

長くなるのでそれぞれのストレッチ方法などは省きましたが、ちょっとネットサーフィンすれば専門のウェブサイトがたくさん出てくるので、もしわからない方がいたらそちらを参考にしてみてください。

もちろんこれは関節や靭帯などの重大な箇所に大きな異常が見られない場合の軽度な痛みへの対処法、または痛みの予防にすぎないので、長期間続くひどい痛みや、明らかに怪我をしている急性の場合にはまず病院に行って、お医者さんの診断を仰ぎましょう。

それでは今日はこの辺で。

読んでいただいてありがとうございます。

よろしければ、ポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ バレエへ
にほんブログ村

下の関連記事や人気記事も、よろしければご覧ください。

ブログ記事検索で、キーワードから記事をお探しいただけます。

どうぞよろしくお願いいたします。

スポンサーリンク


スポンサーリンク


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク


コメント

  1. さるもも より:

    いつも楽しく読んでいます。
    大人バレエクラスを受けていますが、一ヶ月ほどひざが痛く、原因はなんだろうと考えていたところなのですごく参考になりました。

    昼間はずーっと座って仕事をしていると、お尻などいろいろな部分が硬くなっていますから、それが原因かもしれません。
    ご指摘いただいた身体の部位を、ストレッチしてみます。ありがとうございます。

    • しゅうへい より:

      コメントありがとうございます。

      お尻のコリを軽減することで腰痛や背中の痛みや肩こりにまで効いてくることがあります。筋肉は大きく言えば全て繋がっていて、どこかがおかしいとそれを庇って別のところに負担がかかり、それに準じて次につながっている筋肉も……とどんどん歪みが生じてくる場合があります。
      なので単純に膝をひねりすぎて痛いとか、ジャンプなど負担をかけすぎているとか、心当たりがあまりないのでしたら、膝ではない別のところに原因がある可能性は高いですね。レッスン前のウォームアップと、レッスン後のクールダウンのストレッチを欠かさないようにすると、徐々に軽減されてくるかと思います。痛い時は休めることも大事ですので、無理はなさらずがんばってください。
      レッスン後に、痛い箇所に氷嚢などで15〜20分ほどアイシングするのも効果的ですので、お時間があれば試してみてください。

  2. さるもも より:

    なるほど、そうなんですね〜。参考になりました。
    膝をひねったというわけではないので、体の他の部位がおそらく関係しているのだと思います。わかりやすい説明、ありがとうございます。さっそくやってみますね。
    お時間のあるときに、身体のケアやトレーニング方法など、またブログで教えて頂けたらうれしいです。

    • しゅうへい より:

      僕もいろんな身体の不調を経験して、整骨院の先生や先輩ダンサーからたくさん教わりました!
      一番や五番ポジションをむりやり開こうとするのもひざが捻れて危ないので気をつけてくださいね。
      トレーニングやケア、後日ブログネタに取り上げさせていただきます!

  3. sylphide1832 より:

    まさに欲しい情報、ドンピシャで膝痛、大弱りです。
    はるか昔、学生時代に所属した部活顧問の曖昧な指導で左膝に水が溜まりました。
    それが足に負担がかかると左膝に痛みが出ます。

    お尻のコリかも?ということですが、
    具体的にどんな用具でどれくらいプロの周平さんが整理体操として行われているか、
    とても興味があります。
    ぜひまたアップして下さい。
    スポーツを教える場合、解剖学に基づいた指導方法で教えられる人物にならないと
    せっかくの強い動機を持った若者もダメにしそうだな、と思います。

    • しゅうへい より:

      コメントありがとうございます。

      水が溜まる、というのはリンパ液が溜まってしまったということでしょうか?水が溜まるということはその部分に常に負担がかかっている状況にあるため、関節等を衝撃から守るために水が溜まる、と聞いたことがあります。お医者さんの診断を仰ぐのが第一だとは思いますが、周りの筋肉をほぐしたり、整体師さんに見てもらってズレを矯正することで水は抜けていくことがあります。

      今度時間のあるときにお尻のストレッチとほぐし方について記事書きますね!といっても簡単なものになってしまいそうですが……。

      意外とバレエってロジカルで、解剖学ともかっちり噛み合ってることが多いんですよね。僕も指導者を目指すなら、きちんと勉強したほうがいいと思っています。